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バングラデシュ

「畑さち子」についてもう少しーーバングラデシュ編1

みなさん、こんにちは。

次世代の女性を応援するコーチ・メンターの畑さち子です。

 

講演や研修はまだしも、個人のセッションを依頼するときには

相手の「人となり」、って大事ですよね。

相性もありますし。

実際に依頼してきてくださる方には「私を選んでくださった理由」をお聞きするのですが、

実績や資格をあげる方も多いですが、「え?そこ?」みたいなところにヒットする方もいらっしゃるので

なかなか興味深いなあ、と思います。

(←なに?その他人事みたいな言い方??(笑))

 

なので、仕事とは関係ないのですが、私についてもう少し知っていただきたいなあ、と思いました。

私にはバングラデシュに里子ちゃんがいます。

 

我が家の2人の子どもはもう成人して働いているのですが、長女は5年前にバングラデシュの政府機関で

働いていました。

(日本人が何人も亡くなった悲惨なテロの起きるちょっと前です)

それまであまり関心がなかった国ですが、せっかくなので娘を訪ねて遊びに行きました。

まーーーあ、人が多い、車が多い、野良犬多い、混沌、喧噪、無秩序。

なかなかにすごいところなのですが、「貧しいのだけれど人はのんびりとして、かつ自分の国に誇りを持っている感じが好きだなあ!」と思いました。

 

で、その時に、ストリートチルドレンのサポートをしているエクマットラという、日本人の方が代表をしているNGOに遊びに行き、子どもたちと遊んだのです。

 

それがねえ、なんかねえ、もう言葉にならないくらい楽しかったんですよ。

 

で、なにかお手伝いしたいと思い、一人の女の子の里親にならせてもらったんです。

その女の子がシャテイです。

時々お手紙やクラフトを送ってくれたり、スカイプでおしゃべりしたりしています。

(もちろんエクマットラの方が通訳をしてくれます。)

 

最初の頃はシャイな感じでおとなしかったのだけれど、今は歌を歌ったり踊ったり。

可愛いなあ~と思います。

 

毎回「お母さん、いつ来てくれる?」と聞いてくるので

「そのうちね。」「来年くらいかな。」とか言ってたのですが、

ある時、「子どもとの約束は守らなければ!」と思い

(もちろん、大人との約束だって守りますが(^_^;)

昨年9月に行ってきたのです、バングラデシュ。

 

個人ではなかなか行けないところなので、エクマットラのスタディツアーに参加したのですが、

まわり大学生ばかり。。。

あはは、超~面白かった!

 

もちろんシャテイとも会えました!!

スカイプでは話してたけど、実際に会うのは初めて。

何日も前から私が来るのを楽しみにしてくれていたようです。

嬉しい。。

で、「私にしてほしいことある?」と聞いたら(もちろん通訳してもらって)

「髪の毛をなでで欲しい」と言われ、胸がつかれた。。。

ずっとずっとなでてあげました。

 

5年前、最初にシャテイを紹介されたとき

「彼女は何歳ですか?」と聞くと

「よくわかりません。」という答で愕然としました。

 

シャテイは両親の顔を知らない、というか、両親がどこの誰か知らない。

路上にいるところを保護されました。

(バングラデシュにはストリートチルドレンは無数にいますが、緊急度の高い子から保護されるそうです。)

エクマットラで温かく育てられていても、親が誰かわからない、って、ちょっと想像できないくらい寂しくて、心許ないことだと思うのです。

遠く離れているし、里親里子といっても、基本経済的な支援ではあるのだけれど。

(時々、「戸籍はどうなってるんですか?」と聞かれるんですが、里子であって養子ではないので(^_^;)

「私はあなたの味方だよ。」

「私はあなたのことを大事に思っているよ。」

と、心をこめて伝えたい。

心理学で言う「安心基地」でありたいなあ、と思うのです。

 

シャテイ、私の次女になってくれてありがとう。

あなたにお金を送るために、お母さんはがんばって働くよ~~(笑)

 



左の青い服の女の子がシャテイです。

右端が私。って言わなくてもわかりますね(笑)。
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