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「キャリアはジャングルジム」

皆さん、こんにちは。

次世代の女性を応援するコーチ・メンターの畑さち子です。

 

前々回の「女性には女性のメンターが必要なワケ

前回の「計画的偶発性理論

と書いてきましたが、なんか私の頭の中での連想ゲームというか、芋づる式つながりで

今日は「キャリアはジャングルジム」ということについて。

 

数年前に、メンタリングを勉強した、そして今も公式メンターとして活動しているMentorForでの学びの中で

聞いた言葉。

 

キャリアははしご(下から上に順番に上る)ではなく、ジャングルジム(道筋は一つではなく、一度降りてまた別のルートから登ったり、横に動いたり、多様だということ)という考え方です。

「おおーー!!、そのとおりだ!!」と驚き、深く納得しました。

 

もともとは、FacebookのCOOである、シェリル・サンドバーグ(Sheryl Sandberg)の著書

「LEAN  IN(リーンイン)女性・仕事・リーダーへの意欲」(川本裕子訳、日本経済新聞出版社)

(Lean in :Women,Work,and the Will to Lead )

の中の言葉です。

けっこうベストセラーだったので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが。

 

「キャリアとは、はしごのようなものではありません。

そういった時代は終わりました。

ジャングルジムのようなものです。

ただ前と後ろだけを見るのではなく、後ろへ下がったり横に移動したり角に行ってみたり。」

 

積極的に選択するにしろ、想定外のことに直面するにしろ、嵐のように巻き込まれるにしろ、

まあ、一つの道をずっとひたすらに行く、ということは、むしろ少ないかもしれないですね。

昇進、人事異動、部署異動、合併、降格、リストラ、倒産。

転職、起業。(←このあたりは積極的選択ですね。)

あと女性特有の結婚、妊娠、出産、あるいは不妊治療。

パートナーの転勤、家族の事情、介護などなど。

ほんと、何があるんだか、人生わかりません。

 

とはいえ、キャリアには、さまざまな道があります。

ただ一つの道だけでなく、ジャングルジムのように無数な道筋が。

まっすぐに登るも良し。

一度降りて、また別の道を登るも良し。

横に行くのも良し。

斜め上に行くのも良し。

斜め下に行くのも良し。

一時、すみっこでじっとしているのも良し。

(そう言えば、子どもの頃、ジャングルジムの中に入って、じっと座ってるの好きでした(^-^;)

 

なので、前回、前々回の投稿とつながってくるのですが、

女性特有のライフイベントがあり、ライフステージも変わっていくときに

ジャングルジムのどこに動いていくと考えるか、です。

ひたすらに上に行くだけが道ではなく、

上に行けなかったから、もう八方ふさがりでどうにもならないか、といったらそんなこともないです。

他に目を転じて、行けるところ、行きやすいところ、行きたいところを選べばよい。

 

キャリアは予期せぬ出来事によって形成されますからね。

 

なので、ジャングルジムのどこに手足を動かすにしても、きっとそれは意味のある事。

積極的な選択にせよ、否応なしにしぶしぶの選択にせよ、それをどうつなげるかは自分次第。

「こっちに動いて良かったんだ」と思えるように楽しみながらがんばる。

人生、そういうことかなあ、と思います。

(最後の4行はサンドバーグさんではなく、私の言葉です(^-^;。

しっつれいしました!)

 

注:キャリア=自分らしく納得のいく人生、という意味で使っています。

 

 



自分の本はよれているので(^-^;、画像はお借りしました。
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