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感じたこと

「女の顔は履歴書」ー私のしわ

皆さん、こんにちは。
次世代の女性を応援するコーチ・メンターの畑さち子です。

ここ1週間で、急に冷え込んできましたね。
いかがお過ごしですか?
温かくして、ご自愛くださいね。

さて。
いきなりですが、
私はどっぷり昭和の人間で昭和の価値観の中で育ったのだけれど、
当時は男尊女卑とまではいわなくても、
「男が上、女は下」
「男が先を行き、女はあとからついてくるのが正しい在り方。」
みたいな空気が常にありました。
私は比較的、因習の少ない環境で育ったとは思うけれども、それでも。
(まあ、今もそうかもしれないですけれどね)
私は多分理屈っぽくて生意気な子どもだったとは思うけれど、
「女のくせに生意気だ」と言われると
どうしてわざわざ
「女のくせに」
と言われるのかわからなかった。

で、「男の顔は履歴書」という言葉を耳にした時も
「女の顔は?」と周りの大人に聞いたりしたな。
なんという返事だったか、は忘れたけれど。
けど、大人の男性の顔のしわは人生の歴史が刻み込まれていて履歴書(だからかっこいい?)だけど、
女性の顔のしわはあまりよくないのだな、と思った記憶があります。
男性と違って女性の人生の歴史はさほど大事ではないわけ?
女性は若くて可愛いのがよいわけね、と。
(こういうことを考えて、なんかめんどくさい子どもではある^_^;)

で、ですね。
そこから何十年もたち、大人になった私は、すてきな大人の女性にたくさん会いました。
皆さん、すてきな顔をしていらした。
「女の顔は履歴書」だなあ、とつくづく思う。

先日、数年ぶりに「年下だけどお姉ちゃん」なメーカー亜希子さんに会いました。
彼女は「異文化感受性発達理論」の私の先生なのだけど、
初めて会ったとき「こんなお姉ちゃんがいてくれたら、幸せだったなあ~」
と心底思った人。
(注:私は弟一人の長女ですが、特に不幸だったわけではないです。)

その亜希子さんが私の顔をじっと見て(その時は斜め前に座っていたのだけれど)
「さっちゃんの目尻のしわ、好きだなあ。」
と言ってくれてとてもうれしかった。
亜希子さんは実は目尻のしわに造詣が深く(笑)
私の目尻のしわは上に向いているので優しげに見えるのだって。

自分でも気づいているのだけれど、私の顔はしわの数は比較的多くないけど、
しわの刻まれ具合は深い。
目尻のしわもそう。
そして私はそういう私の顔が好き。
私の顔が私の履歴書になっているならうれしいなあ、と思います。

これからもっと経年変化はしていくだろうけど、
それは受け入れつつ(少しは抵抗もしつつ^_^;)
良い履歴書を作っていきたいなあ、と思っています。

令和の今ですら、自分の顔のしわのことを書くのってヘン??って思ってたけど、
亜希子さんのおかげで書けました。
良かった。
さすが、「年下のお姉ちゃん」!!



左奥が亜希子さん。
このお食事会自体、めちゃくちゃ楽しかった。
6人で楽しいおしゃべり、美味しいお料理。
虎ノ門のすてきなお店で、窓の外には東京タワー。
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