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キャリアで行先がない、と迷うとき

皆さん、こんにちは。
次世代の女性を応援するコーチ・メンターの畑さち子です。

毎日暑いですね。
いかがお過ごしでしょうか。
熱中症対策、紫外線対策、コロナ対策、十分に気をつけて夏を楽しんでくださいね。

さて、7月は本当に忙しくて
「私のもとに、無事に8月は来るのだろうか?」
と懸念していましたが、
7月もちゃんと(?)終わり、ほっと一息つくことができました。

ほっと一息ついて自分の感じたこと、気づいたことをいろいろ振り返ったりしています。
研修の中で自分が言ったこと、そして自分に刺さったことなど。
そうするとそういう場合、受講者にも刺さっていることが多いですね。

キャリアっていうと、バリバリ働いて責任あるポジションにつき
「女性で初の○○になる」みたいなイメージがありませんか。
けれど、私はどんな人にでもその人なりのキャリアがある。
キャリアって「人それぞれの生き方」「自分が納得できる生き方」だと思うのです。

キャリア、生き方って一直線にゆるぎなく、、、という人ばかりでもありませんよね。
自分自身も、クライアントさんやメンテイさん見てても思うのですが、
変化するときって、それなりにつらい。

で、よく話すのが、アメリカの心理学者ウィリアム・ブリッジス(William Bridges)の
「トランジション理論」のことです。
(畑・注:トランジション=変遷、移り変わること)
ざっくりいうと

トランジションのプロセスは3つの段階「終焉(何かが終わるとき)」「中立(ニュートラル)」「開始(何かが始まるとき)」があります。

◆1つめ:終焉(何かが終わるとき)


自分の意志で自発的、主体的に終了することもあれば、外部環境や自分ではどうにもならない理由で
終了させられることもあります。
いずれにせよ、離れる、変える、手放す、は辛いことです。
「これまでの何かが終わった」ことを、受け止めることが大事です。

◆2つめ:中立(ニュートラル)


何かが終わったにしても、「さてこれからどこに向かうのか」が自分でわからない、という時期です。
立ち止まっている、進めていない、どこへも行けていない。という感覚で、つらいです。
私見では、この時期がけっこう長い人が多いように思います。
いろいろなやり方で自分と向き合うことで、この時期を抜けます。
(この時期が長くて
「ずーーーっとこのままか。。」とご自分で思う人もいますが、必ず抜けます)
この時期に、コーチングやメンタリングを受けることは効果的か、と思います。


3つめ:開始(何かが始まるとき)

新たな始まり。
とはいえ、慣れ親しんだものと離れる恐れや不安もありますよね。
そのような自分の気持ち、また周囲の反対などの外部要因もあるかもです。
とはいえ、葛藤を持ちながらも、新しい始まり、新しい何かに向かって進んでいきます。

上にも書いたけれど、2つめの「中立」「どこにも行けない」気持ちの時に
コーチングやメンタリングを依頼してくださる方も多いし、
この時期のコーチング、メンタリングは効果的だと思います。

私自身も、この理論通りの
終焉→中立→開始の変遷を何度も経てきたなあ、と思います。
その時、気持ちの支えになったのは
「今はどこにも行けない気分でつらいけど、きっと抜ける。
どこかにつながる。
何か始まる。
理論になるくらい(笑)のよくあるパターンなのだから、私も大丈夫!!」
ということでした。

ご自分のためにも、クライアントさん、メンテイさんのためにも、知っておいて役に立つ理論。
ブリッジズさんから頼まれてはないですが(←当たり前だ(笑))
お役に立つか、とご紹介しました。

って、かなり有名な理論ですけどね!
「今更~」だった方、失礼しました!!

 



 

 
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