「Planned Happenstance Theory」ー計画的偶発性理論
皆さん、こんにちは。
次世代の女性を応援するコーチ・メンターの畑さち子です。
皆さんは、今、どのくらい外出しているのでしょうか?
出社、通勤がまた始まった方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は「あまり積極的には出歩きたくないなあ」と思いつつ、そうはいっても、世の中の動きに伴って、
外出の頻度が高くなってきました。
で、昨日、打ち合わせや所用の合間に、一人でカフェにいたんですね。
一人で静かにしているので、周りの人の会話が自然と耳に入ってきます。
昨日の人の話は、どんなだったか、というと、40代に見える女性が二人。
職場で管理職をしていて、独身らしい。
(だって、大きな声でしゃべってるんだもん!)
職場の共通の知人について話していて、どうもその人は
・ご主人が地方に転勤になるらしい
・ワンオペの子育ては大変なので、一緒に行きたいが、その会社にはその地方に支店がないらしく、
一緒に行くと退職しなければならなくなる、という状況
・どうするんだろうねえ。大変だよねえ。(と、2人は言っていました。)
ということでした。
前回のブログに、女性にはライフイベントがいろいろあって、それに大きな影響を受ける、という話を書きました。
夫の転勤帯同も大きなイベント、選択ですよね。
(妊娠・出産と比べると、まあ、やりようは多いですが。)
私の夫も転勤が多く、(本来そういう職種ではなかったはずなのですが(^_^;)
7回家族でついて歩きました。
(それ以降は単身赴任してもらいました)
新しい土地で新しい体験が出来て、楽しいことも多かったけれど、
「今までやってきたことがリセットされ、新しい土地でまたゼロから。さて、どうしたらいい??」
「こんなこと繰り返して、私の人生はどうなる?」
と不安や無力感も大きかったです。
(ま、そのたびになんとかがんばりましたが(^_^;)
結局、今振り返って思うのは、何か想定外が起こるたびに、試行錯誤し、あたふたし、
その時は無駄と感じたこともあったけれど、それは全て今の自分の糧になっていて、
今の自分を形作っているなあ、ということです。
長々書いていますが、今日のタイトル。
「プランド ハップンスタンス セオリー(Planned Happenstance Theory)」
日本語で「計画的偶発性理論」ともいいます。
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
キャリアコンサルタントの方の間では、超有名な理論。
私が公式メンターとして活動している、MentorForの「ウィメンズキャリアメンター養成講座・理論実践編」でも学びます。
これは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授(J.D.Krumboltz)が20世紀末に提唱した理論で、
ポイントは以下の3つです。
1.キャリアの8割は偶然の出来事によって形成される
2.偶然の出来事を利用して、キャリア形成に役立てる
3.自ら偶然の出来事を引きよせるよう働きかけ、積極的にキャリア形成の機会を創出する
この理論は「変化の激しい現代において」ということではありますが、どんな時代にも、どんな人にとっても
「想定外」のことはたくさんあり、それをどう考え、どう活かしていくか、なのだなあ、と思います。
そうそう、クランボルツ教授の調査(アメリカの社会人向け)によると、
18歳時点でなりたいと思っていた職業についた人の割合は、わずか2%なんですって!。
ちょっと驚きますよね。 そして、プランド・ハップンスタンスでは、偶発性を受け入れると同時に、自ら偶然の出来事を引き寄せるアプローチが重要、としているのですが、必要な行動指針は以下の5つ。
すなわち、プランド・ハップンスタンス理論では、
偶然の出来事や出会いをキャリアアップにつながる機会と捉えること。
計画通りのキャリアステップでなかったとしても、まずは挑戦してみようというスタンスが次の扉を開くこと。
ということなんですよね。
私はとっても納得します。
あなたは「想定外」のことが起こったとき、それをどう捉えて、どう行動してきましたか?
これから「想定外」のことが起きるとしたら、それをどう捉えて、どう行動しますか?
昨日、カフェで話題に出ていた女性も、ご主人の転勤がキャリアアップのチャンスになっていたらいいなあ、と思いました。
★注:私がここで言っている「キャリア」とは、いわゆる「ばりばり働いて評価され、出世する」ということではなく「自分が納得できる生き方をする」という意味で使っています。
実家のお花。
母が育てています。
なんかイングリッシュガーデンっぽく写っていますね😄。
次世代の女性を応援するコーチ・メンターの畑さち子です。
皆さんは、今、どのくらい外出しているのでしょうか?
出社、通勤がまた始まった方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は「あまり積極的には出歩きたくないなあ」と思いつつ、そうはいっても、世の中の動きに伴って、
外出の頻度が高くなってきました。
で、昨日、打ち合わせや所用の合間に、一人でカフェにいたんですね。
一人で静かにしているので、周りの人の会話が自然と耳に入ってきます。
昨日の人の話は、どんなだったか、というと、40代に見える女性が二人。
職場で管理職をしていて、独身らしい。
(だって、大きな声でしゃべってるんだもん!)
職場の共通の知人について話していて、どうもその人は
・ご主人が地方に転勤になるらしい
・ワンオペの子育ては大変なので、一緒に行きたいが、その会社にはその地方に支店がないらしく、
一緒に行くと退職しなければならなくなる、という状況
・どうするんだろうねえ。大変だよねえ。(と、2人は言っていました。)
ということでした。
前回のブログに、女性にはライフイベントがいろいろあって、それに大きな影響を受ける、という話を書きました。
夫の転勤帯同も大きなイベント、選択ですよね。
(妊娠・出産と比べると、まあ、やりようは多いですが。)
私の夫も転勤が多く、(本来そういう職種ではなかったはずなのですが(^_^;)
7回家族でついて歩きました。
(それ以降は単身赴任してもらいました)
新しい土地で新しい体験が出来て、楽しいことも多かったけれど、
「今までやってきたことがリセットされ、新しい土地でまたゼロから。さて、どうしたらいい??」
「こんなこと繰り返して、私の人生はどうなる?」
と不安や無力感も大きかったです。
(ま、そのたびになんとかがんばりましたが(^_^;)
結局、今振り返って思うのは、何か想定外が起こるたびに、試行錯誤し、あたふたし、
その時は無駄と感じたこともあったけれど、それは全て今の自分の糧になっていて、
今の自分を形作っているなあ、ということです。
長々書いていますが、今日のタイトル。
「プランド ハップンスタンス セオリー(Planned Happenstance Theory)」
日本語で「計画的偶発性理論」ともいいます。
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
キャリアコンサルタントの方の間では、超有名な理論。
私が公式メンターとして活動している、MentorForの「ウィメンズキャリアメンター養成講座・理論実践編」でも学びます。
これは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授(J.D.Krumboltz)が20世紀末に提唱した理論で、
ポイントは以下の3つです。
1.キャリアの8割は偶然の出来事によって形成される
2.偶然の出来事を利用して、キャリア形成に役立てる
3.自ら偶然の出来事を引きよせるよう働きかけ、積極的にキャリア形成の機会を創出する
この理論は「変化の激しい現代において」ということではありますが、どんな時代にも、どんな人にとっても
「想定外」のことはたくさんあり、それをどう考え、どう活かしていくか、なのだなあ、と思います。
そうそう、クランボルツ教授の調査(アメリカの社会人向け)によると、
18歳時点でなりたいと思っていた職業についた人の割合は、わずか2%なんですって!。
- 好奇心
- 持続性
- 柔軟性
- 楽観性
- 冒険心
すなわち、プランド・ハップンスタンス理論では、
偶然の出来事や出会いをキャリアアップにつながる機会と捉えること。
計画通りのキャリアステップでなかったとしても、まずは挑戦してみようというスタンスが次の扉を開くこと。
ということなんですよね。
あなたは「想定外」のことが起こったとき、それをどう捉えて、どう行動してきましたか?
これから「想定外」のことが起きるとしたら、それをどう捉えて、どう行動しますか?
昨日、カフェで話題に出ていた女性も、ご主人の転勤がキャリアアップのチャンスになっていたらいいなあ、と思いました。
★注:私がここで言っている「キャリア」とは、いわゆる「ばりばり働いて評価され、出世する」ということではなく「自分が納得できる生き方をする」という意味で使っています。
実家のお花。
母が育てています。
なんかイングリッシュガーデンっぽく写っていますね😄。
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