いきなりのカミングアウト。がんサバイバーである私のこと。
皆さん、こんにちは。
次世代の女性を応援するコーチ・メンターの畑さち子です。
どこからともなく漂う金木犀の香りに思わず振り返り、
甘い香りを胸いっぱいに吸い込んでいます。
秋の週末、いかがお過ごしですか?
楽しんでいらっしゃいますか?
気温の寒暖差大きくて、心も体も当惑ってしまいますが、ご自愛くださいね。
さて、どこから何を書けば良いのか。。。
今日はひとつ、カミングアウトしますね。
いきなりですが。。。
私は実は、8年前に乳がん罹患し、手術&放射線治療を受けた、がんサバイバーです。
幸いにして、非浸潤(がん細胞が一定の場所にとどまって、飛び散らない)型だったし、
2人に一人ががんになる、というご時世ですので、
まあ一般的にはどうってことない話かもしれないけれど、
個人的には驚天動地の大事件でした。
年に一度の検診で見つかったのだけど、
ずっと続いていると信じていたなだらかな平原の足下に暗く深い淵がぽっかりと開いていた、という気分でした。
ただ8年も経つと(今も年に2回、チェックに通院していますが)
日々記憶は薄らいで、
2カ所ある手術の傷跡も、子どもの時からあるほくろのように、なじんだ存在になってきていました。
その当時は、かなりショックで人に言いたくなくて
(仕事関係で迷惑かけちゃう人やごく身近な人には言ってたけど)
そのあとは、隠していたわけじゃないけど、
「聞かれてないのに、わざわざ言うこともない」
という状態でした。
それがなぜ、このタイミングで人に言う、それもブログを通して言うか、というと。
数日前にある友人(Aさん)に偶然会ったことがきっかけでした。
仕事仲間で友人のBさんが渋谷でカフェを開いているので、
Cさんと約束して訪れたら、共通の友人(仕事仲間でもある)であるAさんがいました。
なんとBさん、
「もう閉店にしちゃお!」
とドアを閉め、4人で爆笑、爆しゃべりの2時間余り。
もう~、めちゃくちゃ楽しかった!!
で、それが今回のカミングアウトとどう関係あるか、という話ですが。
半年ぶりに会ったAさん、抗がん剤治療で髪がなくなっていたんですよ。
「あー、さち子さんには言ってなかったよね~」と、
外ではかぶっている帽子も脱いでしまい、この半年間のがんとの日々を語る、語る。
思わず私が
「私も同じ乳がんだったんだよね。」
と言うと、3人とても驚き、Aさんは
「がんとわかったとき、誰かに話したかった。
さち子さんがそうだと知っていれば、さち子さんに相談したかったのに!」
と言われたのです。
この言葉は残りました。。
「がんになってたくさんのことを学んだ。
がんになって良かった。」
って言う人もいるけど、私は、
「がんになって良かった」なんて、1ミリも思っていない。
手術なんてしたくなかった。
怖い思いや不安な思いなんてしたくなかった。
だけど、そういう体験をしてしまった限りは
なかったことにするのではなく、この体験を意味のあるものとして、
何かに活かさなくてはならないのだろうな、と思います。
他の全ての体験がそうであるように、これもリソースなんだよね。
この体験が誰かの役に立つといい。
がんに限らず、不安や怖れ持っている人の話を聞くときにリソースとして役立てれば良い。
と思い、その気持ちからのカミングアウトです。
あ、ご心配なく。
私はたいそう元気です。
ピラティスや低山山ガールのおかげだと思うけど、ここ10年で最も元気です。
なので、こんなこと書いたからと言って、いたわっていただかなくても大丈夫です。
(誰もそんなこと思わないか。。。(^_^;)
おまけ。。
Aさんのツルツルの頭はとても形が良くて、なんか瀬戸内寂聴さんみたいだった。
「かわいい、かわいいーー!!」と
4人で喜びました。

カフェでいただいたケーキ。
アップルケーキのチーズクリーム添え、ドイツ風。

お替わり、いただきました。
スパイシーなシフォンケーキ。
Bさんお手製のケーキは、どれもめちゃ美味しい!!
次世代の女性を応援するコーチ・メンターの畑さち子です。
どこからともなく漂う金木犀の香りに思わず振り返り、
甘い香りを胸いっぱいに吸い込んでいます。
秋の週末、いかがお過ごしですか?
楽しんでいらっしゃいますか?
気温の寒暖差大きくて、心も体も当惑ってしまいますが、ご自愛くださいね。
さて、どこから何を書けば良いのか。。。
今日はひとつ、カミングアウトしますね。
いきなりですが。。。
私は実は、8年前に乳がん罹患し、手術&放射線治療を受けた、がんサバイバーです。
幸いにして、非浸潤(がん細胞が一定の場所にとどまって、飛び散らない)型だったし、
2人に一人ががんになる、というご時世ですので、
まあ一般的にはどうってことない話かもしれないけれど、
個人的には驚天動地の大事件でした。
年に一度の検診で見つかったのだけど、
ずっと続いていると信じていたなだらかな平原の足下に暗く深い淵がぽっかりと開いていた、という気分でした。
ただ8年も経つと(今も年に2回、チェックに通院していますが)
日々記憶は薄らいで、
2カ所ある手術の傷跡も、子どもの時からあるほくろのように、なじんだ存在になってきていました。
その当時は、かなりショックで人に言いたくなくて
(仕事関係で迷惑かけちゃう人やごく身近な人には言ってたけど)
そのあとは、隠していたわけじゃないけど、
「聞かれてないのに、わざわざ言うこともない」
という状態でした。
それがなぜ、このタイミングで人に言う、それもブログを通して言うか、というと。
数日前にある友人(Aさん)に偶然会ったことがきっかけでした。
仕事仲間で友人のBさんが渋谷でカフェを開いているので、
Cさんと約束して訪れたら、共通の友人(仕事仲間でもある)であるAさんがいました。
なんとBさん、
「もう閉店にしちゃお!」
とドアを閉め、4人で爆笑、爆しゃべりの2時間余り。
もう~、めちゃくちゃ楽しかった!!
で、それが今回のカミングアウトとどう関係あるか、という話ですが。
半年ぶりに会ったAさん、抗がん剤治療で髪がなくなっていたんですよ。
「あー、さち子さんには言ってなかったよね~」と、
外ではかぶっている帽子も脱いでしまい、この半年間のがんとの日々を語る、語る。
思わず私が
「私も同じ乳がんだったんだよね。」
と言うと、3人とても驚き、Aさんは
「がんとわかったとき、誰かに話したかった。
さち子さんがそうだと知っていれば、さち子さんに相談したかったのに!」
と言われたのです。
この言葉は残りました。。
「がんになってたくさんのことを学んだ。
がんになって良かった。」
って言う人もいるけど、私は、
「がんになって良かった」なんて、1ミリも思っていない。
手術なんてしたくなかった。
怖い思いや不安な思いなんてしたくなかった。
だけど、そういう体験をしてしまった限りは
なかったことにするのではなく、この体験を意味のあるものとして、
何かに活かさなくてはならないのだろうな、と思います。
他の全ての体験がそうであるように、これもリソースなんだよね。
この体験が誰かの役に立つといい。
がんに限らず、不安や怖れ持っている人の話を聞くときにリソースとして役立てれば良い。
と思い、その気持ちからのカミングアウトです。
あ、ご心配なく。
私はたいそう元気です。
ピラティスや低山山ガールのおかげだと思うけど、ここ10年で最も元気です。
なので、こんなこと書いたからと言って、いたわっていただかなくても大丈夫です。
(誰もそんなこと思わないか。。。(^_^;)
おまけ。。
Aさんのツルツルの頭はとても形が良くて、なんか瀬戸内寂聴さんみたいだった。
「かわいい、かわいいーー!!」と
4人で喜びました。

カフェでいただいたケーキ。
アップルケーキのチーズクリーム添え、ドイツ風。

お替わり、いただきました。
スパイシーなシフォンケーキ。
Bさんお手製のケーキは、どれもめちゃ美味しい!!
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